コラムとお知らせ一覧
2026/09/25 10:00
このたびCITUCAでは、日々の暮らしのなかで感じる女性の体や心の変化、年齢とともに気になりはじめることについて、やさしく綴るエッセイ・コラムをお届けしています。
今回のテーマは、「繰り返す膀胱炎」と「毎日のセルフケア」についてです。
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「また膀胱炎になってしまった」
「治ったと思ったのに、またトイレが近くなった」
「排尿するときに、しみる感じがする」
そんな経験はありませんか。
膀胱炎は、女性にとって決して珍しいものではありません。
けれど、何度も繰り返していると、
「どうして私ばかり」
「年齢のせいなのかな」
と、不安になってしまうこともあります。
特に更年期以降は、女性ホルモンの変化によって、
デリケートゾーンや尿路にも少しずつ変化が起こります。
そのため、これまでとは違う体の変化を感じる方もいらっしゃいます。
今回は、「繰り返す膀胱炎」をきっかけに、
更年期以降の女性の体に起こる変化と、
毎日の暮らしのなかでできるセルフケアについてお話ししてみたいと思います。
更年期以降、膀胱炎を繰り返すことがあるのはなぜ?
膀胱炎は、主に細菌が尿道から入り、
膀胱の中で増えることで起こります。
女性は男性に比べて尿道が短いため、
細菌が膀胱まで入りやすく、膀胱炎になりやすいといわれています。
そして更年期以降になると、女性ホルモンの変化によって、
腟や外陰部、尿道などにも変化が起こります。
デリケートゾーンの乾燥を感じたり、
粘膜の状態が変化したりすることもあります。
こうした更年期以降のデリケートゾーンや尿路のさまざまな変化は、
前回のコラムでもご紹介した「GSM(閉経関連泌尿生殖器症候群)」という考え方でも捉えられています。
GSMには、デリケートゾーンの乾燥や性交痛だけでなく、
頻尿や尿もれ、繰り返す尿路感染症などの尿路症状も含まれます。
つまり、膀胱炎を繰り返す背景には、
単純に細菌感染だけではなく、
更年期以降の体の変化が関係している場合もあるのです。
「また膀胱炎かも」と思ったら
膀胱炎でよくみられる症状には、
・排尿時の痛みやしみる感じ
・トイレが近くなる
・尿が残っているような感じ
・尿が濁る
・下腹部の違和感
などがあります。
「いつもの膀胱炎かな」と思っても、
症状が似ている別の病気が隠れていることもあります。
また、膀胱炎を繰り返している場合には、
その原因を確認することも大切です。
気になる症状があるときや、
何度も繰り返しているときには、
泌尿器科や婦人科などの医療機関へ相談してみましょう。
特に発熱や背中・腰の痛み、
強い倦怠感などを伴う場合には、
早めに医療機関を受診することが大切です。
「年齢のせい」と決めつけなくていい
更年期以降になると、
「これくらいは年齢のせい」
と、自分の体の変化を受け入れてしまうことがあります。
けれど、何度も膀胱炎を繰り返したり、
排尿時の違和感が続いたりする場合には、
我慢する必要はありません。
体が変化しているからこそ、
その変化に合わせたケアや治療があります。
「最近、以前と少し違うな」 と感じたら、
その小さな変化を見過ごさないこと。
それも、自分の体を大切にするための大切な一歩なのだと思います。
毎日の暮らしでできるセルフケア
膀胱炎を繰り返さないためには、
医療機関での適切な治療や原因に応じた対応が大切です。
そのうえで、毎日の暮らしのなかでできることもあります。
たとえば、
・尿意を感じたら、できるだけ我慢しない
・水分を適度にとる
・排便後は前から後ろに拭く
・デリケートゾーンを洗いすぎない
・乾燥が気になる場合は保湿ケアを取り入れる
など、日々の習慣を見直してみることです。
特別なことをたくさん始める必要はありません。
自分の生活のなかで無理なく続けられることから、
少しずつ取り入れていくことが大切です。
デリケートゾーンの「洗いすぎ」にも気をつけて
清潔にしておきたいからと、
デリケートゾーンを一生懸命洗ってしまう方もいらっしゃいます。
けれど、洗いすぎたり、
強くこすったりすることで、
乾燥や刺激につながることがあります。
デリケートゾーンは、
顔や体の皮膚とは少し異なる、
デリケートな部分です。
ゴシゴシ洗うのではなく、
やさしく洗う。
そして、乾燥が気になるときには、
保湿を取り入れる。
「清潔にすること」と「洗いすぎないこと」の
バランスを意識することも、
毎日のケアのひとつです。
乾燥が気になるときは、保湿という選択肢
更年期以降は、これまで気にならなかったデリケートゾーンの乾燥を感じることもあります。
そんなときには、デリケートゾーン専用の保湿アイテムを取り入れることも選択肢のひとつです。
顔が乾燥したら化粧水やクリームを使うように、デリケートゾーンにも、その部分に合ったケアを取り入れる。
それだけでも、自分の体の変化に目を向けるきっかけになります。
CITUCAでは、乾燥しやすいデリケートゾーンの保湿ケアとして、ケアオイルをご用意しています。
お風呂上がりなど、肌が清潔なタイミングでやさしくなじませる。
毎日の習慣として無理なく続けることで、自分の体をいたわる時間にもなります。
大切なのは、膀胱炎をセルフケアだけでなんとかしようとすることではありません。
気になる症状があれば医療機関へ相談しながら、毎日の暮らしのなかでは、自分の体をいたわるケアを続けていく。 その両方を大切にすることなのだと思います。
更年期以降の体の変化を、ひとつずつ知っていく
更年期以降の体には、さまざまな変化が起こります。
乾燥。
かゆみ。
性交痛。
頻尿。
尿もれ。
そして、繰り返す膀胱炎。
一見すると別々の悩みに思えても、
女性ホルモンの変化によって起こる体の変化という視点から考えることで、
つながりが見えてくることがあります。
前回のコラムでご紹介した「GSM」という言葉も、そのひとつです。
これまで「年齢のせい」と考えていた変化にも、
きちんと名前や背景がある。
それを知るだけでも、
自分の体との向き合い方は少し変わるかもしれません。
自分の体を、後回しにしないために
女性の体は、年齢とともに変化していきます。
けれど、変化することと、
我慢しなければならないことは同じではありません。
「また膀胱炎になった」
「最近トイレが近くなった」
「デリケートゾーンの乾燥も気になる」
そんな小さな変化を感じたときこそ、
自分の体に目を向けてみる。
必要なときには医療機関に相談する。
そして、毎日の暮らしのなかでは、
洗い方や保湿など、
自分にできるケアを無理なく続けていく。
自分の体を知り、いたわることは、
これから先の毎日を心地よく過ごすための大切な習慣なのかもしれません。
さいごに
膀胱炎は、女性にとって身近な症状のひとつです。
けれど、何度も繰り返す場合には、「またいつものこと」と我慢せず、その背景にある原因を確認することが大切です。
特に更年期以降は、女性ホルモンの変化によって、デリケートゾーンや尿路にもさまざまな変化が起こります。 「年齢のせいだから仕方ない」と諦めるのではなく、自分の体に起きている変化を知ること。
そして、必要に応じて医療機関へ相談しながら、毎日の暮らしのなかでできるセルフケアを取り入れていくこと。 その積み重ねが、自分の体を大切にすることにつながります。
CITUCAもまた、女性の体の変化に寄り添いながら、
毎日のケアを応援する存在でありたいと願っています。
毎日のケアを応援する存在でありたいと願っています。
CITUCA エッセイ・コラムでは、
これからも女性の体や心に寄り添うテーマをお届けしていきます。
これからも女性の体や心に寄り添うテーマをお届けしていきます。
今後取り上げてほしいテーマがありましたら、ぜひチャットで教えてください。