
前編では、「フルブルーム期」という新しい人生の捉え方についてご紹介しました。
▶ エッセイ・コラム vol.7 前編「更年期のその先へ。『フルブルーム期』という新しい人生の捉え方」
今回は、40代・50代から考えておきたい、これからの人生についてお話します。
----------------------------------------
前編でご紹介した2023年の提言では、女性のライフコースを、
「成長・繁栄期」
「静熟・移行期」
「フルブルーム期」
という3つの時期に分けています。
そのなかで、41歳から59歳は
「静熟・移行期」とされています。
更年期を含むこの時期は、
体だけでなく、暮らしや環境、
これからの人生についても、さまざまな変化が訪れます。
「今までと同じようにはいかない」と感じることが増える一方で、
これからの自分に合う生き方を考えるきっかけにもなる時期です。
「変わること」を悪いことにしない
40代、50代になると、
「以前より無理ができなくなった」
「これまで楽しめていたことが、少し違って感じる」
そんな変化を感じることがあるかもしれません。
仕事との向き合い方。
家族との関係。
自分の時間の使い方。
これからの暮らし方。
これまで当たり前だったことを、
少しずつ見直す時期でもあります。
そんな変化を「衰え」とだけ考えるのではなく、
「これからの自分に合う生き方へ変わっていく時期」
と考えてみる。
今までの自分に戻ることだけを目指すのではなく、
今の自分に合うものを見つけていく。
それも、これからの人生を心地よく過ごすための
大切な一歩なのかもしれません。
これから、どんな時間を過ごしたい?
40代・50代は、これまでの人生を振り返るだけでなく、
「これから、どんな時間を過ごしたいか」
を考える時期でもあります。
仕事を続けたい。
新しいことを始めたい。
趣味を楽しみたい。
家族との時間を大切にしたい。
一人の時間を楽しみたい。
今までできなかったことに挑戦したい。
どれが正解ということではありません。
大切なのは、誰かと比べるのではなく、
自分にとって心地よい人生とは何かを考えること。
大きな目標でなくても構いません。
「こんな時間を過ごしたい」
「これをやってみたい」
そんな小さな願いから、
これからの人生を考えてみるのもよいでしょう。
フルブルーム期へ向かう時間
「フルブルーム期」は60歳以降。
そう聞くと、まだ先のことのように感じるかもしれません。
けれど、その時間は突然やってくるものではありません。
40代、50代と過ごす今も、
その先の人生へと続いています。
だからこそ、今の自分を大切にしながら、
これからやってみたいことや、
心地よく過ごせる暮らしについて少しずつ考えてみる。
これまでの経験を重ねたからこそ、
選べるものもあります。
今だからこそ楽しめる時間もあります。
「これからの私にとって、心地よい人生とはどんなものだろう」
そんな問いを、
自分自身に投げかけてみることから始めてもいいのかもしれません。
さいごに
40代・50代は、
これまでの自分を振り返りながら、
これからの自分を考える時期。
変化を「衰え」と決めつけず、
今の自分に合う生き方を探していく。
その先にある「フルブルーム期」を、
少し楽しみにしながら。
次回の後編では、
更年期以降の心と体の変化、
そして日々のケアについてお話しします。
CITUCA エッセイ・コラムでは、
これからも女性の体や心に寄り添うテーマをお届けしていきます。
今後取り上げてほしいテーマがありましたら、ぜひチャットで教えてください。